X(旧ツイッター)のリンダ・ヤッカリーノ最高経営責任者(CEO)は12日、イスラム組織ハマスのイスラエルへの攻撃後、ハマス関連のアカウント数百件を削除したと表明した。数千のコンテンツを削除もしくはラベル付けする対策を講じたことも明らかにした。

これに先立ち、欧州連合(EU)のブルトン欧州委員(域内市場担当)は、ハマスによる攻撃後の偽情報拡散についてXのイーロン・マスク会長に24時間以内の対策を要請していた。

EUのデジタルサービス法(DSA)は違法コンテンツの排除を巨大IT企業に義務付けている。

ヤッカリーノ氏は、急激に変化する状況に対応するため、リソースを再配分し、社内チームの焦点を絞り直したと表明。攻撃直後に状況を分析する指導者グループを編成したことも明らかにした。ブルトン委員に宛てた書簡をXで公開した。


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