「重りを付けた羊がいます」暗闇から道路に飛び出す危険あり、保護したものの…エサは?保管場所は?警察の仕事?すったもんださせた羊くん、どこへ? | TBS NEWS DIG 
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/775217

HBC北海道

2023年10月13日(金) 09:39

https://newsdig.ismcdn.jp/mwimgs/f/f/860w/img_ff22302bf0f75b7a35877e6bdb2a2464104867.jpg

 12日未明、北海道石狩市の道道で、迷える…羊が保護されました。

 12日午前2時15分ごろ、石狩市厚田の道道11号線で、車で通りがかった人から「重りを付けた羊が道路にいます」と警察に通報がありました。
 警察が現場に向かうと、1頭の羊が見つかり、暗闇から道路に飛び出し、事故になる危険性があったため、拾得物として保護しました。

 ひとまず、札幌北警察署の倉庫に入れたものの、エサはどうする?長引けば手に負えない?札幌市にお願いしたら?などなどの議論になりました。

 その後、体に鎖で木製の板、耳にタグが付けられていたため、飼い主を探すと、保護した現場付近で、羊や鶏をペットとして飼っている男性を発見。

 そこから、逃げ出した2歳のオスの「ロビー」くんであることがわかりました。

https://newsdig.ismcdn.jp/mwimgs/6/1/1360mw/img_611ddfc51f8b3607fbf66543bef3c3f5107035.jpg
ペットとして飼われていた2歳のオスの「ロビー」くん

 警官に対しては、威嚇するような様子を見せていた「ロビー」くんですが、飼い主の男性を見ると、思わず「メー」とは鳴かなかったものの、顔がわかったのか、嬉しそうにじゃれていたということです。

 札幌北警察署は去年、資源ごみの中から見つかった現金1000万円を拾得物として扱いましたが、それ以来の“大物”だったと、皆、苦笑いと安堵の表情でした。