旧統一教会をめぐる問題で文部科学省は、13日午前、教団に対する解散命令を東京地方裁判所に請求したと明らかにしました。解散命令の申し立て書を、質問権の行使などで集めたおよそ5000点、20箱分の証拠とともに提出し、受理されたということです。

行政機関が法令違反を根拠に請求するのはオウム真理教などに続いて3例目で、民法上の不法行為が根拠となるのは初めてです。今後は、裁判所が文部科学省と教団の双方から意見を聴いた上で解散命令を出すか、判断することになります。

NHK 2023年10月13日 10時12分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231013/k10014223981000.html