他人名義のクレジットカードを使ってタオルなどをだまし取ったとして、市原署は23日、詐欺の疑いで、船橋市上山町、同署地域課交番係巡査、浅岡高志容疑者(36)を逮捕した。「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めている。

逮捕容疑は5月31日午後5時50分ごろ、県内の雑貨店で、市原市の女性(75)名義のクレジットカードを利用し、フェイスタオルとマスク(販売価格計2900円)をだまし取ったとしている。

同署によると、9月15日に女性のクレジットカード会社から「不正利用が認められる」との情報提供があり、雑貨店の防犯カメラ映像などから浅岡容疑者が浮上。事件の日は非番だったという。同署は、浅岡容疑者がクレジットカードを手に入れた経緯を調べている。

同署の浜田憲明署長は「署員が事件を起こしたことは遺憾であり、被害者の方におわび申し上げる。署員に対する指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。https://www.sankei.com/article/20231023-JIYRJQW5XZOW3OJXFB7452UUKU/