https://news.yahoo.co.jp/articles/3634da8c3a3fcf47e109e86b427481b9d7862f5e
 人材採用会社ヘッドハンターの調査で、賃金が基礎的支出を下回っていると回答したロシア人が過去2年で20%増加し、約半数に達したことが分かった。
ロシアはウクライナでの戦争に多額の支出を投じている。

調査は10月に約5000人を対象に実施。
副業や投資による収入を除いて賃金が基礎支出をカバーできているかとの質問に
「できている」と回答したのは20%と、ウクライナ侵攻前の2021年の36%から大幅に低下した。

また、「困難だができている」は同25%から36%に、
賃金が不十分との回答は同39%から45%に上昇した。
この45%のうち、毎月少なくとも2万ルーブル(212ドル)以上不足しているとの回答は過半数を占めた。

ロシア連邦統計局(ロスタット)によると、7月のロシア人の名目月収は平均7万1419ルーブル(756ドル)だった。