【下関での目撃情報マップ】

 全国で相次ぐクマの出没や人身被害。九州のツキノワグマは絶滅したとされるが、実は関門海峡の向こう側、山口県下関市で目撃情報が相次いでいる。昨年は関門橋の北約7~8キロ付近にも出現。今年は9月下旬に市北西部で3件続いた。九州とは橋やトンネルで“地続き”で、海峡の幅も600~700メートルほどしかない。上陸の可能性はあるのか-。(古川努)

 ツキノワグマの目撃情報は山口県全域で増えている。同県によると本年度は4月以降、既に昨年度(254件)を上回る計277件(19日現在)の目撃、捕獲、痕跡発見の情報が寄せられた。...(以下有料版で、残り937文字)

西日本新聞 2023/10/27 6:00 [有料会員限定記事]
https://www.nishinippon.co.jp/sp/item/n/1140391/