愛知県高浜市で25日夜、パトカーから車で逃走中に軽乗用車と衝突して相手の運転手にケガをさせたとして、20歳の男が逮捕されました。男の車は事故の弾みで近くのスナックに衝突していて、当時店にいた従業員が「爆発したような音だった」と衝撃を振り返りました。

　25日午後9時すぎ、高浜市屋敷町でパトカーから追跡されていた乗用車が、信号のない交差点で軽乗用車と出合い頭に衝突しました。

　軽乗用車の男性運転手(50)は、左の肺を痛めるなど全治1週間の軽傷です。

　乗用車は事故の弾みで近くのスナックの壁に衝突していて、当時店内にいた従業員がその時の衝撃を振り返りました。

女性従業員：
「爆発したような音が3回。一番最初に大きい音がドン！ってして、ちょっと時間をおいてからドンって。最後に大きいのがドーンって。ぐちゃぐちゃのプリウスが店に突っ込んでいた。『え!?』って空気が凍り付いたような感じ」

　店内には従業員と客の合わせて3人がいましたが、ケガはないということです。

　警察は乗用車を運転していた名古屋市港区の会社員・竹内友啓容疑者(20)を、過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。

　竹内容疑者は容疑を認めていて、警察はパトカーから逃走した経緯などを詳しく調べています。

FNN　2023年10月26日 木曜 午前11:46
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