永田町で散髪好きとして知られる岸田文雄首相が29日、行きつけの理髪店とは違う店に足を運んだ。内閣支持率最低水準にあえぐ中で打ち出した減税策は国民から不評。スタートしたばかりの臨時国会で野党のターゲットにされる中、心機一転、風向きを変えられるか、注目される。

 この日正午前に公邸を出た首相が向かったのは、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ内の「ヘアサロン大野」。これまでは、鍛冶町の「ヘアモードキクチ神田日銀通り店」。系列の銀座店を含めて、2022年1月末以降、42回も通い続けていた。変更は店舗側による都合か、首相側の判断かは不明。

 首相動静によると、21年10月の就任以降、この2年で理髪店を訪れたのは50回。実に月2回のハイペース。補欠選挙の応援で訪れた和歌山市で爆発物が投げ込まれた4月15日も散髪していた。

 散髪好きは就任以前から。「基本的に髪形の変更はしないが、散髪後に鏡で入念にチェックすることも」(関係者)。身だしなみを強く意識しているという首相。ぶら下がり取材での積極的な情報発信にも努めており、激務の合間に時間をつくっているようだ。

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スポニチ 2023年10月30日 05:30
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