※10/29(日) 6:11配信
BSS山陰放送

全国で相次ぐ高齢ドライバーによる事故。ただ、特に地方においては生活するために車が欠かせない人も多く、一概に「免許返納を」と言えない現状があります。取材班は、93歳まで運転したものの、「免許返納」を選択した1人の男性に密着。高齢ドライバーの苦悩を取材しました。

鳥取県米子市にある米子自動車学校。取材したこの日、70歳以上の人が運転免許を更新する際に必ず受講しなければならない「高齢者講習」が行われていました。

教官
「コースは全部私が説明します。何番を右ですよとか言いますんで、それに従って走ってください」

安全に運転ができているかどうか見極める、実車指導。標識や信号に従い、決められたコースを安全運転で走行します。

中には、こんな体験も…

米子自動車学校 石橋幸治さん
「やはり最近高齢者の方のアクセルとブレーキを踏み間違える事故も多くなっていますので、こういった講習の場を通じて体験をしていただいております」

教習コースで行われていたのは、アクセルを踏んだまま段差に乗り上げ、すぐにブレーキを踏むという課題。素早くペダルを踏み変えることができるかを見ているといいます。

米子自動車学校 石橋幸治さん
「実車指導についてはあくまでも講習でございまして、試験をするという目的ではございません。これからまた安全運転に役立てていただくための講習になっています」

ドライバー自身が日々の運転を見直し安全運転を続けていけるよう、運転のクセや運転能力、身体機能の低下の自覚を促す指導が行われていました。

講習を受けに来た人に、免許の更新理由を聞いてみると…

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https://news.yahoo.co.jp/articles/632fe1c16b593f03bc7ace704c588cab9d0d6e32