病気や健康の疑問に、読売新聞の医療サイトのキャラクター、ヨミドックが答えます。今回のテーマは「インフルエンザ」です。

Q  先日インフルエンザにかかり、高熱が出た。もう予防接種しなくていいよね。

  ヨミドック  インフルエンザの流行シーズンは、通常は12月~3月ですが、今年は春以降も収束せず、だらだらと流行が続いてきました。
9月以降は、休校や学級閉鎖が急増し、10月27日現在、全国的に「注意報レベル」になっています。すでに感染した人も多いでしょう。
ただ、1度感染した場合も、ワクチンは打った方がいいのです。

Q  どうして? もう免疫がついたはずでは?

  ヨ  国内で流行するインフルエンザウイルスには、大きく分けて三つあります。2009年に新型インフルエンザとして流行した「A(H1N1)型」、「A香港型」「B型」です。
実は、一つの型に感染しても、ほかの型のウイルスに対する免疫はつきません。シーズン中に再び感染し、発症する可能性があります。

 インフルエンザワクチンは「4価ワクチン」といい、A(H1N1)、A香港のほか、B型の二つの系統に対応します。一つの型に感染した後でも、ほかへの免疫をつけられます。

  Q  そうだったのか。

続きはYahooニュース
ヨミドクター
2023/10/31
https://news.yahoo.co.jp/articles/86a9d83ef807b3d799b7e28b1e9a5148207aabdf