11/2(木) 15:21配信
時事通信

 「頂き女子」と称し、恋愛感情を利用して現金をだまし取るマニュアルを販売したなどとして、詐欺と詐欺ほう助の罪に問われた無職渡辺真衣被告(25)の初公判が2日、名古屋地裁(遠藤圭一郎裁判官)であった。

 被告は詐欺ほう助について起訴内容を認めた。

 起訴状によると、渡辺被告は昨年6月、名古屋市の女(21)=詐欺罪で公判中=に、現金を詐取すると知りながら「頂き女子の参考書」などと題したマニュアルを2万8000円で販売。男性2人から計約1000万円をだまし取る手助けをしたほか、今年4~8月には自らも別の男性から計約3800万円をだまし取ったとされる。

 渡辺被告はSNSなどで「頂き女子りりちゃん」と称し、複数の男性に3億円貢がせたと豪語。困窮を訴えて多額の現金を詐取するテクニックを指南していたとされる。

 渡辺被告は男性から得た金の大半をホストクラブの飲食代などに使っていたとみられる。先月24日には、詐取金と知りながら被告から約4000万円を受け取ったとして、ホストら2人が組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)容疑で愛知県警に逮捕された。 

ソース https://news.yahoo.co.jp/articles/f68813fc8b83e2010a0406779167f2213fcdbd79