※2023.11.03

木原誠二元官房副長官の妻の元夫・安田種雄さん(享年28)が不審死した問題をめぐり、安田さんの遺族は10月、容疑者不詳の殺人容疑の告訴状を警視庁大塚署に提出し、受理された。この問題をめぐって「俺が手を回しておいた」と、捜査に圧力を加えたともとれる発言をしていたなどと週刊文春に報じられ、9月に副長官を退任した木原氏。しかし、相変わらず「事実上の副長官」「陰の総理」としてふるまっているようだ。

※集英社オンライン編集部ニュース班

「ご家族を大切に」気まずい雰囲気のセレモニーで官邸を後に

岸田文雄首相の最側近として政権発足以来、官房副長官を務め、「新しい資本主義」などの看板政策の策定に関わってきた木原氏。
7月以降、安田種雄さんの不審死をめぐり、当時、安田さんの妻で、現在は木原氏の妻であるX子さんが重要参考人として警察からの事情聴取を受けていたこと、木原氏がX子さんに「俺が手を回しておいた」と発言していたことなどが報じられた。

一連の報道を受け、木原氏は釈明の記者会見開催への動きも進めていたが、結局開かれず。
木原氏は松野博一官房長官に「私が捜査に圧力を加えたとの指摘は事実無根だ」と報告するなど、一連の疑惑を否定。だが、副長官の慣例となっている、記者団の連日の囲み取材にも「家族のケアが必要」などとしてほとんど応じないまま、9月の内閣改造の際に副長官を退任した。

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