東京都台東区で3日、道路脇に止まっていた車のエンジンから出火し、運転手の男性がボンネットを開けて消火活動をする様子が撮影された。

専門家によると、火が出ていたのは1972年発売のスカイラインだという。

■高級車が路上で炎上

3日、東京都台東区蔵前付近で信号待ちをしていると、その先で止まっている車から黒い煙が上がっているのが見える。

「怖い怖い怖い、何やってるのあの人…」
その車の様子を撮影した映像には、驚く声が収められていた。

3日午後0時半過ぎ、目撃者の男性から、このような110番通報があった。

「車のエンジンルームから火が出て、運転手がボンネットを開けて消火活動をしている」

撮影された車のエンジンからは、真っ赤な炎が噴き出している。

車の前では、運転手とみられる男性がタオルのようなもので、必死に火を消そうとする様子が確認できた。

車両火災を目撃した人からは、「昔の車だ」という声が上がっていた。

■5000万円は下らない車

燃えていたのは、どんな車だったのだろうか。

自動車評論家の国沢光宏さんによると、この車は1972年から発売のスカイラインだ。

「ケンメリ」の愛称で親しまれていて、GT-Rというモデルの場合、5000万円は下らないという。

火は30分ほどでほぼ消し止められ、けが人はいないという。

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FNN 2023年11月6日 月曜 午後2:30
https://www.fnn.jp/articles/-/611204