去年10月、松山市の繁華街でハロウィーンの仮装をして面識のない女性に性的暴行を加えたとして強制性交等致傷などの罪などに問われている証券会社の元社員の男に松山地裁は6日、懲役6年の実刑判決を言い渡しました。

判決を受けたのは松山市の証券会社元社員で無職の鈴木優太被告(26)です。

判決などによりますと鈴木被告は去年10月、松山市中心部の繁華街でハロウィーンの仮装をし、面識のない当時19歳の女性にナンパ目的で声をかけて、工事現場などで性的暴行を加え、女性に全治2週間のけがをさせたものです。

きょうの判決公判で松山地裁の渡邉一昭裁判長は「被害者の屈辱感や恐怖感は計り知れず、身勝手かつ卑劣な犯行」と指摘。

懲役10年の求刑に対し、鈴木被告に懲役6年の実刑判決を言い渡しました。

一方で鈴木被告が、被害者にいきなり抱きつき体を触ったとして起訴されていた強制わいせつ罪については、「防犯カメラの映像で確認できず、被害者が正確に記憶していたのか疑問が残る」などとして無罪としています。

テレビ愛媛 2023年11月6日 月曜 午後8:00
https://www.fnn.jp/articles/-/611743

※関連ソース
ハロウィーン仮装で帰宅中の10代女性にいきなり… 大和証券元社員の男(25)に懲役10年求刑 弁護側は無罪主張
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/809038