政府は7日、刑罰の懲役と禁錮を一本化して「拘禁刑」を創設する改正刑法の施行日を2025年6月1日とする政令を閣議決定した。同日以降に起きた事件・事故で起訴され、有罪になると拘禁刑の対象となる。

 改正により、懲役受刑者に科されている木工や洋裁といった刑務作業が義務でなくなり、立ち直りに向けた指導・教育に多くの時間をかけることが可能になる。増加する高齢受刑者のリハビリや、若年受刑者の更生指導を手厚くできるようになる。

 改正刑法は22年6月に成立し、25年までの拘禁刑導入が決まっていた

共同通信 23/11/07 08時38分
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