アメリカ西部カリフォルニア州でイスラエルを支持するデモに参加していたユダヤ系の男性が何らかの原因で転倒して頭を強く打って死亡し、地元の当局は人種や宗教に対する偏見に基づいた犯罪=ヘイトクライムの可能性もあるとして捜査しています。アメリカでは、イスラエルとハマスの軍事衝突後ヘイトクライムが相次いでいて当局が注意を呼びかける事態となっています。

アメリカ西部カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のサウザンドオークスで、イスラエルを支持するデモに参加していたユダヤ系の69歳の男性が、何らかの原因で転倒して頭を強く打ち、病院に運ばれましたが6日、死亡しました。

地元の当局によりますと、現場のすぐ近くではパレスチナを支持するデモも行われていて、この男性が言い争いに巻き込まれていたという証言もあり、ヘイトクライムの可能性もあるとして捜査しているということです。

また、今月3日には、カリフォルニア州にあるスタンフォード大学の敷地内の路上でアラブ系の学生がひき逃げされる事件があり、地元の当局はヘイトクライムの疑いで捜査しています。

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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231108/k10014250601000.html