異例の渋滞となっているパナマ運河で、ある船主は過去最高額となる400万ドル(約6億円)近い料金を払って列の先頭で通過した。

  入札文書によれば、待ち時間をカットする権利の入札で397万5000ドルを払ったのは日本のENEOS(エネオス)グループ。これとは別に企業が支払う通常の通行料金は、数十万ドル高くなる可能性がある。

フレックスLNGとアバンス・ガス・ホールディングのオイスティン・カレクレフ最高経営責任者(CEO)は、8日の電話会議で運河の通行状況についての質問を受け、「運河を通過するための料金が450万ドル近くになっている。そのために多くの船がはじき出されている」と指摘した。

Bloomberg 2023/11/09
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-08/S3TMPODWLU6801