キャバクラなど水商売の従事者らでつくる労働組合「キャバ&アルバイトユニオンOWLs」は13日、経営者による賃金未払いや即日解雇といった労働基準法の違反行為が横行しているとして、待遇改善に向けた対策を取るよう厚生労働省に申し入れた。労働基準監督署による店舗の調査や労働実態の把握、店側への指導強化を求めている。

 ユニオンによると、過去10年にキャバクラなどの勤務を経験した約60人にアンケートを実施。入店時に労働条件を記載した書類を交付されなかった、深夜の割増賃金が払われなかったとの回答がいずれも約6割を占め、一方的に解雇されたとの回答は約3割に上った。

共同通信 11月13日18時12分
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