岸田文雄首相は16日午後(日本時間17日午前)、中国の習近平国家主席と訪問先の米サンフランシスコで約1時間5分間会談し、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に伴う日本産水産物の輸入停止措置の撤廃を求めた。首相が会談後、記者団に明らかにした。

 首相は輸入停止措置に関し「日中両国は建設的な態度で、協議と対話を通じて問題を解決する方法を見いだしていくことで一致した。今後、専門家のレベルで科学に立脚した議論を行っていく」と記者団に語った。【サンフランシスコ村尾哲】

毎日新聞 11/17(金) 13:27配信
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