三重県桑名市の温泉施設の女性風呂に「心は女」と主張する男が侵入した事件が波紋を呼んでいる。多数の慎重・反対論を押し切り6月に施行したLGBT理解増進法については、「性自認は女性」と主張する男性が女性スペースに入り込み、女性や女児に危険が及ぶリスクが指摘されている。推進派だった議員は、懸念された事態が現実化したことにどう答えるのか。慎重・反対派はいかなる対応策を進めるのか。それぞれに聞いた。


「事案の詳細を承知しませんが、(LGBT)理解増進法とは関係ないようです」

夕刊フジが16日、同法制定に積極的だった自民党の稲田朋美衆院議員に事件への受け止めを聞いたところ、稲田氏側は書面でこう回答した。

稲田氏は4月2日、X(旧ツイッター)上で「心が女性で身体が男性の人が女湯に入るということは起きない」などと書き込んでいた。

三重県の事件では、男は女装で侵入し、「心が女なので、なぜ女子風呂に入ってはいけないのか全く理解できない」と供述しているという。

事件を受け、インターネット上では稲田氏の発信や姿勢に批判が集まっている。夕刊フジは質問状で「説明機会を設けるか」や、「法整備など今後取り組むべき課題」についても聞いた。稲田氏は従来の主張を崩さなかった=回答全文は別稿。

滝本弁護士「『トランス女性』が女性風呂に入りやすい雰囲気になった

女性の安心安全を目指す「女性スペースを守る諸団体と有志の連絡会」の世話役を務める滝本太郎弁護士は「理解増進法により、性自認が女性で体が男性の『トランス女性』が女性風呂に入りやすい雰囲気になったことは認めざるを得ないのではないか。司直も逮捕や起訴に及び腰になったり、身体検査や収監の際に厄介な問題も生じかねない。厚労省の管理要領は公衆浴場についてのものだが、今後は女子トイレも課題となる。女性スペースを守る法整備が急務になる」と語った。

片山氏「女性の不安を取り除く明確な対応策が必要だ」

事件を受け、夕刊フジのインタビューに応じた自民党の片山さつき元地方創生担当相は「今回のような事例の発生は当然、想定された。弱者である女性のスペースを確保する法律、ガイドラインを早急に整備せねばならない」と強調した。

(略)

稲田朋美衆院議員の回答全文は次の通り。

「事案の詳細を承知しませんが、理解増進法とは関係ないようです。公衆浴場や温泉施設の利用に関して厚労省が管理要領を定めており、男女の判断基準は身体的特徴によるものとすることになっています。これは理解増進法が制定される前後で全く変更はありませんし、法制定前も後も犯罪であるということをX上などで繰り返し申し上げてきました。いずれにせよ犯罪行為に対して、引き続き厳正に対応していくことは当然です」

夕刊フジ 11/17(金) 17:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e1747256d128fbeae21cde4d6e01bf391188395

前スレ
現実化した「心は女で女湯侵入」事件…自民・稲田朋美氏が回答「LGBT理解増進法とは関係ない」 [ばーど★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1700257089/