イスラエルの国防相がガザ南部の地上作戦に踏み切る考えを示唆しました。

■「ハマスも数日以内に思い知る」

 ガザ北部で地上侵攻を続けるイスラエル軍。探しているのは、イスラム組織「ハマス」の拠点です。イスラエルの国防相が18日、ガザ北部だけでなくガザ南部でも地上作戦を実施する考えを示唆しました。

 ガラント国防相:「ガザ南部にいるハマスも、数日以内に思い知ることになるだろう」

 同じ日、北部の難民キャンプにある学校が空爆され、少なくとも50人が死亡したと報じられています。ガザ南部でも惨劇が繰り返されるのでしょうか。

■イスラエル閣僚が“南部作戦”示唆

 官庁街まで約70キロを徒歩で進んできた行進です。行く先々で支援者が加わり、大行列となっています。

 両親や子どもらを人質に取られ、40日以上が経った家族らです。テルアビブから行進し、5日かけてエルサレムのイスラエル首相府前に到着しました。人質の即時解放を求めています。

 人質の家族:「なぜ、私の母はまだガザにいるのか、私たちは何も聞かされていない」

 15日、イスラエル軍によるガザ地区最大のシファ病院への突入。病院での軍事作戦を正当化する理由として、ハマスの重要な拠点で人質がかくまわれているとうかがわせるものがあったと主張しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fdf3ba10358307dd8fd43d43f0e12fc5cc95d2ff