大麻に似た成分を含むグミを食べた人の健康被害が相次いだ問題で、製品から検出された合成化合物HHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)の販売や所持、使用が2日から禁止された。ただ今後、新たな類似製品が出回る可能性も否定できない。「(大麻グミなどが)未経験者の『入り口』になるかもしれない」。薬物依存に苦しむ当事者は、自身の経験を元に警鐘を鳴らす。

離脱症状ひどく
神奈川県出身の男性(30)が初めて大麻と出合ったのは16歳の時。高校を退学し、地元の先輩に誘われ「たばこの延長のつもりで」吸った。「最初は気持ち悪かったが、慣れてくるとリラックスできる気持ちになれた」。やがて自分が使うだけでなく、友人に大麻を売るようになった。
「合法で安く、簡単に手に入れられる」と、当時流行していた危険ドラッグなどにも手を出し、「副作用」のパニック発作に苦しむように。抑えるために大麻を使う悪循環に陥り、ついには警察に逮捕された。
釈放後、大麻を売る生活からは脱したが、大麻をやめようとすると不眠や食欲不振、不安などの離脱症状がひどくなり、また使ってしまう生活に逆戻り。
22歳の時に依存症の回復支援施設に相談し、1年ほどは薬物を断つことができたが、禁止されていた酒を仕事終わりに飲んだのがきっかけで、再び大麻を吸うようになった。(以下省略)
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ソース/iza
https://www.iza.ne.jp/article/20231202-VNYK3GDUOVK45NKAC567Q3FZSI/