北海道函館市の市熱帯植物園で約50年前から続く冬の観光行事・ニホンザルの温泉入浴が始まった。

約40匹が飼育されているサル山のプールに、近くにある「湯の川温泉」から源泉を41度前後に調節して引いている。湯船につかったサルたちは、うっとりした表情を見せ、毛づくろいしながら温泉を満喫している。

青森市から家族で訪れた小学3年の児童(9)は「赤い顔で温泉に入るサルがかわいい」と見入っていた。温泉入浴は来年5月の大型連休頃まで行われるという。

読売新聞 2023/12/03 19:53
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231203-OYT1T50107/