米空軍特殊作戦司令部は5日、鹿児島県の屋久島沖で11月29日に発生した米輸送機オスプレイCV22の墜落事故で、乗員8人のうち、遺体が収容され身元もすでに確認されていた1人を除く、残り7人全員について死亡を認定したと明らかにした。

 米軍は、生存者が残っている可能性は低いと判断、乗員の救助から遺体収容に活動を移行した。

 日本の防衛省によると、オスプレイの事故でこれまで死者数が最も多かったのは、2022年6月にカリフォルニアでMV22が訓練中に墜落、乗組員5人が死亡した事故。CV22では10年4月にアフガニスタンで作戦任務中に地上に衝突し、乗員4人が死亡した事故だった。今回の事故は過去最悪の死者数となった。

2人所在が分からないまま 米軍が日本の捜索に「感謝」

 事故機は当時、定期訓練中で…

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朝日新聞 2023年12月6日 2時29分
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