立憲民主、共産、社民、れいわ新選組の野党4党の幹部は7日、野党共闘を支援する「市民連合」メンバーと国会内で面会し、次期衆院選の共通政策に合意した。市民連合は共通政策を土台に、候補者調整を進めるよう求めた。

 ◇消費減税は削除

 共通政策は5本柱。消費税の「インボイス」制度廃止や選択的夫婦別姓・同性婚制度の整備などが含まれる一方、これまでの国政選挙で盛り込んでいた消費減税は削除し「逆進性の強い税制の是正」との表記にとどめた。立憲が消費減税を封印したことに配慮した。

 会談後、立憲の岡田克也幹事長は記者団に「市民連合が示した政策を共通のものとして野党の議席を最大限確保し、政権交代を目指していく。今日を契機に(野党間で)よく連携し、力を合わせていきたい」と語った。共産の小池晃書記局長は記者会見で「総選挙に向けて野党間の共通の旗印が確認できた」と語った。【中村紬葵】

12/7(木) 21:39配信
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