※ 「週刊文春」編集部2023/12/06

 アメフト部の大麻問題に端を発し、組織のあり方が問われている日本大学。その看板学部である芸術学部のX准教授(40代男性)が、教え子の学生と不適切な関係を持っていたことが週刊文春の取材で明らかになった。

「Xさん自身も日芸のOBで、在学中に文学賞を受けたこともある若手のホープ。学生の人気もあって、研究室にはいつも学生がたむろしている。中には彼に恋愛相談を持ちかける女子学生もいるほどです」(日大関係者)

「少なくとも10回は肉体関係を持ちました」
 そのX氏に執拗に言い寄られていたのが、今春日芸を卒業したA子さんだ。本人が語る。

「3年生だった2022年の1月、先生からドライブデートに誘われました。食事をして別れ際、握手に応じたら握った手をなかなか離してくれなくて……」

 以降、X氏の要求はエスカレートする。

〈よかったら一緒にお昼寝する?〉(X氏がA子さんに送ったLINEより)

 教師と学生の関係を逸脱していき、ついに一線を超える。

「少なくとも10回は肉体関係を持ちました」(A子さん)

「論文や卒業制作の評価は先生も行います。もし関係を断れば評価に繋がるのではないか。そう思ったらどう拒めばいいのかわからず、応じるしかなかった」(同前)

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