北海道登別市で8日、走行中の普通貨物車のタイヤが外れ、歩道を歩いていた男性にぶつかり、男性は手首を打撲する軽いけがをしました。車はスタッドレスタイヤを装着していたということで、警察が事故の原因を詳しく調べています。

8日午後6時すぎ、登別市若山町の道道782号線で、走行中の普通貨物車の左後輪のタイヤが外れ、歩道を歩いていた50代の男性に前方からぶつかりました。

警察によりますと、男性は右手首を打撲する軽いけがで、命に別状はないということです。

現場は、片側2車線の直線道路で、車は歩道側の車線を走っていたところ、タイヤが外れて転がったということです。

車はスタッドレスタイヤを装着していたということで、警察は、運転手から事情を聴くなどして、事故の原因を詳しく調べることにしています。

走行中の車からタイヤが外れて人にぶつかる事故は全国で相次いでいて、警察は、定期的にナットが締めつけられているかの確認や、走行中にふらつきや異音がした場合は、すぐに安全な場所に停車し、車の状態を確認するよう注意を呼びかけています。

NHK NEWS WEB
2023年12月8日 23時35分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231208/k10014282861000.html