大阪府柏原市に住む、国内最高齢の女性、巽フサさんが12日朝、亡くなりました。116歳でした。

 柏原市の高齢者施設で暮らしていた巽フサさんは、1907年(明治40年)4月生まれの116歳で、去年4月に国内最高齢となりました。今年9月、大阪府の吉村知事らが長寿のお祝いに訪れた際には、元気な様子を見せていました。

 関係者によりますと、12日午前9時25分、老衰のため亡くなったということです。

 6人きょうだいの二女として生まれた巽さんは、ブドウや桃を育てる農家の男性と結婚し、3人の子どもとひ孫8人、玄孫3人に恵まれました。

 趣味は生け花で、106歳まで自宅の玄関に自分で生けた花を飾っていました。

 107歳から施設で暮らし、今年の夏に体調を崩した際も、自力で治癒していたといいます。

 ただ、今月に入ってから呼吸が苦しそうな日が続き、病院で息を引き取ったということです。明治、大正、昭和、平成、令和の、5つの時代を生き、116歳で生涯を終えました。

読売テレビ 2023.12.12 09:33
https://www.ytv.co.jp/press/kansai/detail.html?id=6593dc27988e4201863b416043f2ead1
https://image.gallery.play.jp/ytv-news/articles/405b0b91cca7414bac9d8056ceb44ac8/116f9b2d-2e99-46a1-9e83-58b1fd3ffe14.jpg