秋田県男鹿市が、市内全ての町内会を対象に今年の大みそかに「ナマハゲ行事」を実施するかどうかの調査を行い、締め切りの8日までに55町内会が実施の意向を示したことがわかった。

コロナ禍で実施町内会が激減するなど厳しい状況が続いたが、今年5月のコロナ5類移行に伴い、4年ぶりの実施が5町内会に上るなど回復の兆しも見える。

調査対象は144町内会で、同日午後5時までに7割強の107町内会から返信があった。ただ、37町内会から回答が届いておらず、実施数は増える見込み。

市文化スポーツ課によると、「実施する」と回答したのは55町内会。実施しない52町内会の中には、コロナ禍を契機に4年連続で中止する3町内会や、地域の高齢化を理由に新たに中止を決めたところがあるという。

市は今年度から、地区で受け継がれているナマハゲ面を修復する場合は最大8割を補助するなど支援強化に努めている。同課の担当者は「コロナ禍を経て、五つの町内会が4年ぶりに実施を決めたのは喜ばしい。コロナ禍前までに戻るよう、引き続き取り組みたい」と話した。

■5類移行でナマハゲ役「帰省できる」

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読売新聞 2023/12/12 18:09
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231208-OYT1T50301/
https://www.yomiuri.co.jp//media//2023//12//20231212-OYT1I50132-T.jpg