新潟市で2018年、下校途中の小学2年の女児(当時7歳)を殺害し、線路に遺棄したなどとして、殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われた小林 遼はるか 被告(29)について、最高裁第1小法廷(安浪亮介裁判長)は20日付の決定で被告側の上告を棄却した。無期懲役とした1審・新潟地裁の裁判員裁判と2審・東京高裁の判決が確定する。

公判で検察側は死刑を求刑したが、19年12月の1審判決は、殺害に計画性が認められないことなどから無期懲役とし、昨年3月の2審判決もこれを支持した。検察側は上告を断念した一方、弁護側は「殺意はなかった」などとして上告していた。

1、2審判決によると、小林被告は18年5月、下校中の女児を車ではねて連れ去り、わいせつな行為をした後、首を手で絞めて殺害。遺体をJR越後線の線路上に遺棄し、電車にひかせるなどした。

読売新聞 2023/12/21 19:17
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231221-OYT1T50184/

■参考ソース
〈新潟7歳女児殺害 2審も無期懲役〉死後も陵辱 裁判長は「土下座してほしい」 犯人が明かした“幼女への性的執着”
https://bunshun.jp/articles/-/52812