国連総会は22日、中国の春節(旧正月)を国連の祝日に指定する決議を全会一致で採択した。中国国営新華社通信が23日報じた。春節の祝日指定は中国が働きかけてきた経緯があり、文化的影響力を拡大する狙いがある。

中国共産党の習近平総書記(国家主席)は10月、「中華文化の影響力を不断に拡大する」よう重要指示を出していた。新華社によると、国連の祝日に指定されると、会議などの開催をなるべく避けることになる。春節は毎年1~2月の間で日付が変わる。(共同)

産経ニュース
2023/12/23 17:31
https://www.sankei.com/article/20231223-Q5X4XK67EFN55N3WXFNQCBRWRM/