市議2人が市長選に出馬したことに伴う東京都武蔵野市の市議補選(欠員2)は24日、投開票され、立憲民主党公認で菅直人元首相(77)の長男、菅源太郎氏(51)が初当選した。6人が出馬し、源太郎氏は2番目の票数を獲得。過去に衆院選に2度出馬し落選しており、今回、初めて議員の立場となった。

武蔵野市は、先月、次期衆院選不出馬を表明した菅元首相の地元、東京18区の一部。そのため「世襲」批判も受けながらの選挙戦となった。

源太郎氏は「『顔も声も(父に)似ているが、どういう関係か』と言われる。名前は全然、浸透していない。あちら(父)は有名だが、私は無名の新人だ」と主張して、世襲批判をかわした。ただ告示日には菅氏が応援のマイクを握り、最終日も菅氏は聴衆の1人として、息子の演説を見守った。

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日刊スポーツ 2023年12月25日6時0分
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