12/30(土) 16:05配信
スポニチアネックス

 キラー・カーンのリングネームで活躍した元プロレスラーの小沢正志(おざわ・まさし)さんが29日に死去したことが30日、分かった。76歳。新潟県出身。

 東京・西新宿で小沢さんが経営する「カンちゃんの人情酒場」の関係者によると「29日も接客していました」といい、仕事中に急に倒れ救急搬送されたが、意識が戻ることはなく帰らぬ人となった。最近は「首の調子が悪い」と語っていたという。死因は「動脈破裂」。

 小沢さんは29日に自身のX(旧ツイッター)に「今年の #カンちゃんの人情酒場もあと2日!今年最後の #柚子追加しました。大人気生柚子サワーが飲めるのもあとわずかです。17:00オープン!お待ちしております」と笑顔の写真を添えて投稿していた。

 小沢さんは22年3月にS状結腸がんを自身のYouTubeチャンネルで公表し「「俺は必ず皆さんの前に戻ってきます じゃあ戦いに行ってきます。皆さんお元気で」とファンにメッセージ。同年4月7日に手術を受けた。その後は交流のあったシンガー・ソングライター尾崎豊さんの没後30年記念ファンの集いにゲスト出演するなど仕事に復帰し「頑張りますよ」と語っていた。

 小沢さんは1947年(昭22)3月6日生まれ、新潟県西蒲原郡吉田町(現燕市)出身。春日野部屋所属の元大相撲力士で四股名は越錦(こしにしき)。最高位は幕下40枚目だった。力士引退後にプロレスラーに転身。悪役レスラー「キラー・カーン」としてマット界で活躍した。日本人離れした体を武器に、全盛時はモンゴリアン・ギミックの大型ヒールとして国内外で活躍。1970年代末から1980年代にかけて、WWF(現WWE)をはじめアメリカやカナダの主要マットで実績を築くなど、国際的な成功を収めた数少ない日本人レスラーの一人。

長文につきあとはソースで

https://news.yahoo.co.jp/articles/93de076650a6564c3caaf6e7b5e68d76caea6e2d