国内企業で最多の40万人のパートを雇用するイオンは、2024年春にパート時給を平均7%上げる方針を固めた。年収が一定額を超えると手取りが目減りする「年収の壁」への対応策も拡充する。正社員の賃上げが非正規にも波及してきている。働く人の実質賃金が底上げされ、消費拡大につながれば、経済の持続的な好循環につながる。

10万人いる正社員の賃上げも前年超えとなる4.85〜7%の間で調整する。

イオンのパート...(以下有料版で,残り1684文字)

日本経済新聞 2023年12月31日 18:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC2555P0V21C23A2000000/