自民党の派閥のパーティー券問題は岸田政権を直撃しています。岸田総理大臣はどう政権運営にあたるのか。江口記者のリポートです。

政治とカネの問題で、逆風が吹き荒れた12月。自民党内に「総辞職するのでは」といった声があることに岸田総理は、こう答えました。

岸田総理
「今はそうした先のことを考えている、そういった余裕はないと」

総理自身は周辺に「自分が辞めて何か解決するのか。辞めて解決するならいつでも辞めてやる」と話すなど、まずは政治不信の払拭に全力をあげる考えです。

岸田総理
「政治において結果を出すためにも、国民の信頼、そして政治の安定、これが何よりも重要だと」

政治とカネの問題にどう向き合うかは当面の最大の課題です。

ある閣僚経験者が「まずは岸田派を解散しないと何も始まらない」と述べるなど、党内には「派閥解消」にまで踏み込むべきとの意見もあり、総理の判断が注目されています。

また、1月に始まる通常国会では野党の厳しい追及を受けるのは避けられません。

立憲民主党・泉代表
「自民党政権の延命を許さない。裏金政権の延命を許さない。派閥政治の延命を許さない」

ある立憲幹部は「通常国会は『パー券国会』になる。すでに岸田政権は崖っぷちだがさらに追い込む」と意気込んでいます。

今年は、衆議院解散・総選挙のタイミングをうかがいつつ、9月の自民党総裁選挙で再選を果たすことが最大の政治目標になるはずでした。

ただ、政治とカネの問題は大きな「足かせ」になっています。

政権発足以来、最も厳しい目が向けられている岸田総理。

総理として迎える3度目の年明けは困難な1年の幕開けになります。

日テレNEWS
1/1(月) 21:17配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/490bfda888d2427b9be175ed641e80889c892fac
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