東京・羽田空港の滑走路上で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突した死傷事故で、日本航空は、事故機に搭乗していた乗客への見舞金などについて、「一人一人に対応しており、個別の金額については回答を控えたい」としている。ある乗客によると、日航側からは、見舞金として乗客1人当たり10万円、このほか預け荷物の弁済金として10万円を支払うと伝えられたという。

 日航はまた、事故機に搭乗した乗客からペットを貨物室で預かっていたが、救出できなかったことを明らかにした。日航によると、乗客からペット2件の預かりがあり、客室と同じ温度・湿度となるよう空調管理された貨物室で運んでいた。

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