関東圏大地震で”巨大ガス田”炎上の危機「死者は100万人」
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特に恐ろしいのは東京を襲う直下型地震だ。
政府の中央防災会議は1855年の安政江戸地震(M6.9)とほぼ同じ「東京湾北部地震」を想定、死者は1万1000人と見ている。
「残念ですが、死者1万1000人というのは、あまりに想定が甘い。というのは政府の想定は”火災旋風"の発生を見込んでいないからです」と警告を発するのは、
濱嶌良吉・元埼玉大学、前橋工科大学教授だ。火災旋風とは文字どおり炎をともなうつむじ風で、関東大震災でも発生し、墨田区の公園に逃げ込んだ3万8000人もの人々の命を奪ったことでも知られる。
この火災旋風に加え、濱嶌氏が指摘するのが地下に眠るガス田の存在だ。 「東京東部・千葉北部・神奈川北東部に広がる『南関東ガス田』は、国内のガス埋蔵量の9割を占める日本最大のガス田。主成分はメタンガスで無色・無臭。空気に5~15%混入しただけで火気に触れると爆発する可能性があります。
この豊富なガスが地震を機に地下から噴出すれば、火災旋風と合わせ凄まじい被害を及ぼします。とても1万1000人の死者ではすまない。100万人という数字さえ覚悟する必要があるでしょう」