【ニューヨーク=小林泰裕】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは6日、米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、コカインなどの薬物を常用していると報じた。マスク氏は宇宙開発企業スペースXなど多くの企業を経営しており、今後の事業運営に影響が出かねないと指摘している。

 報道によれば、マスク氏はコカインの他、LSDやケタミンといった薬物を娯楽などの目的で摂取しているという。これらの薬物は州や目的によっては合法となる場合もあるが、マスク氏は時折、言動が不自然だったり、ろれつが回らないことがあり、健康面への悪影響が懸念されている。

 また、マスク氏の薬物使用は、薬物禁止を奨励する米政府の方針に反する可能性が高く、スペースXが宇宙開発のため米政府と結んでいる契約にも影響が出る恐れがあるとしている。

読売新聞 最終更新: 1/7(日) 15:43
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