輪島の完全孤立集落「情報ないんです」 徒歩で訪ねた記者が見た現実 | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20240112/k00/00m/040/311000c

北山夏帆 松本紫帆
2024/1/12 20:27(最終更新 1/12 22:50)

地震で崩落した下山町周辺の道路=石川県輪島市で2024年1月10日、北山夏帆撮影

 被災者たちに何度も言われた。「外でいったい何が起こってるんですか?」「ここまで報道機関が来たのは初めてだよ」

 能登半島を激しく揺さぶり、住民を混乱に突き落とした元日の大地震。山がちな半島では孤立集落の解消が遅れ、取り残された住民は苦しい生活に耐えてきた。中でも石川県輪島市の北岸にある西保(にしほ)地区は、徒歩でも行き来するのが極めて困難な孤立集落が点在。11日になってようやく空からの救出活動が本格化した。本紙記者2人は10日、被災地に支援物資を主に徒歩で届けている男性に道案内を頼み、西保地区に入った。

土砂崩れ、獣道を分け入ると…

(略)

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