https://news.yahoo.co.jp/articles/f4d6677840b29ad20e13b8408053d94fb5009c58
 ウクライナ南部で、ロシア軍が支配するドニプロ川左岸(東岸)に位置するクリンキ。
ここにウクライナ軍側が築いた橋頭堡(きょうとうほ)に向け、ロシア軍が戦車や歩兵戦闘車両を10両向かわせると、戻ってくるのはたったの1両だ。
あるロシア人ブロガーは「われわれの側には、失敗から学ばず、クリンキに装備を運ぶ愚か者が何人かいる」と投稿。
「そこに運ばれた装備の90%は戻ってこない」と指摘した。

ウクライナ軍の第35独立海兵旅団がまずモータボートでドニプロ川を渡り、その後繰り広げた一連の激しい歩兵戦を経てクリンキに橋頭堡を確保して以来、
クリンキで何が起きているかはロシア軍、ウクライナ軍の双方が知っている。
「敵が大砲とドローン(無人機)で優位に立っているときは、急襲することはできない」と前述のロシア人ブロガーは書いた。
そしてクリンキでは予想に反して、数で劣るウクライナ軍が3カ月もの間、火力とドローンでロシア軍を圧倒することに成功した。

たしかに海兵旅団は死傷者を出している。
だが、ロシア軍の第810海軍歩兵旅団、第104親衛空挺師団、陸軍付属の連隊の死傷者ははるかに多い。
ウクライナ国防省によると、ロシア側がある時に仕掛けた攻撃は、ウクライナ軍の第501独立海兵大隊が、
爆発物を搭載した一人称視点(FPV)ドローンで戦車を攻撃し、大きな爆発を引き起こしたことで、「非常にまばゆく終わった」。

ロシア、ウクライナ共に月に数千機のFPVドローンを製造または購入している。
だがドローンの入手は、戦略や方針から始まり、重量900gのクアッドコプターが重さ40トンの戦車を爆破するに至るまでの一連の流れの一部分にすぎない。

クリンキや、ウクライナに対するロシアの1年11カ月にわたる戦争の約965kmに及ぶ前線の他の重要な領域では、
ウクライナ軍はロシア軍のドローンとその操縦士をつなぐ無線を妨害し、同時にロシア軍がウクライナ軍の無線を妨害するのを防いでいるため、
局所的な制空優勢を握っている。

■ドローンで優位性を持つウクライナ軍
「クリンキ地区では、ウクライナ軍は電子面で優位に立っているようだが、これはドローンで優位性を持っていることを意味する」
と軍事アナリストのドナルド・ヒルは同僚のトム・クーパーが運営するニュースレターで指摘した。
「彼らはロシア軍のドローンを妨害し、地雷や投下弾、自爆型ドローンを使ってロシア軍の車両を破壊している」

ヒルは「ロシア軍の戦線のずっと後方で、電波妨害装置や対砲兵レーダー、ロケット発射機、対空システムが攻撃されている」とも指摘した。
りゅう弾砲やロケット砲を発射するにはドローンに標的を偵察してもらう必要があるため、ウクライナ軍のドローンでの優位性は大砲での優位性につながっている。

そのため、橋頭堡へのロシア軍の攻撃はいつも同じ結末を迎える。
攻撃を仕掛ける部隊は地雷を踏み、砲火を浴び、 目的地までもうすぐのところで自爆型の小型ドローンの大群に囲まれる。
ロシア軍はドローンや大砲で部隊を救うことはできない。

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