※1/15(月) 11:01配信
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発達障害について見聞きする機会が増えました。厚生労働省の調査(2016年)では、国内で48万人以上が診断を受けたと推計されました。

一方、職場でどんな課題を招き、周囲がどのように対処すべきかは、あまり知られていません。

精神科医・産業医の堤多可弘さんは、「一定の配慮をしながらも課題は課題として対処することが、本人にも職場にとってもプラスに働く」と解説します。

職場で本人も周囲も「どうすれば?」
発達障害についてさまざまなメディアで取り上げられていますが、私が産業医としてお手伝いしている複数の会社でも相談が頻繁に寄せられています。

例えばこのようなケースです。

24歳の営業職のAさんは陽気で人あたりがよく、いわゆるお調子者のタイプ。ある日、Aさんの上司からこんな相談がありました。

「Aさんは、頻繁に予定を忘れてしまったり、ダブルブッキングをしてしまう。予定を書き留めても、メモを無くしたり、どこに書いたかを忘れたり。誤字脱字のミスも多く、注意するとその時は反省するけども、同じミスを何度も繰り返す。自分のデスクで事務作業をしていても、周りでほかの人が話していると、そこに入って雑談してしまうので仕事がなかなか進まない」

Aさんは注意欠如・多動性障害(ADHD)と思われる特徴が出ていました。産業医として面談したところ本人も困っており、専門医療機関の受診を勧めて治療を受けてもらいました。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/1b964b5bd0ad88757fbaca10ac539cf01653745a