イランの革命防衛隊は、シリア軍に派遣していた軍事顧問4人が、イスラエルの攻撃により死亡したと発表しました。イラン側は報復攻撃を警告していて、緊張が高まっています。

イランの軍事精鋭部隊、革命防衛隊は20日、イスラエルがシリアの首都ダマスカスを攻撃し、シリア軍に派遣していた軍事顧問4人が殺害されたと発表しました。

AP通信によりますと、攻撃をうけたのは革命防衛隊の軍事顧問らが住居として使っていた4階建てのビルだということで、ほかにもシリア軍関係者が多数死傷したということです。

イスラエル側は今回の攻撃についてコメントしていませんが、イランのライシ大統領はイスラエルによる「卑怯なテロだ」とする声明を発表。報復攻撃を示唆しました。

イランの支援をうける中東の武装組織が、イスラエルやアメリカ軍への攻撃を激化させるのは必至で、中東情勢の緊張がさらに高まる恐れがあります。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8a033a47509563615565172a762f455711b4b19a