※2024年1月26日 10:04
東スポWEB

 重度のピーナツアレルギーのバレエダンサーが誤ったラベル表示されたクッキーを食べて今月、亡くなった。ピーナツが入っていたにも関わらず表示されていなかった。現在、販売したスーパーマーケットと製造元が真っ向対立している。米紙ニューヨーク・ポストが25日、報じた。

 オルラ・バクセンデールさん(25)は1月11日にピーナツの重度のアレルギー反応によるアナフィラキシーショックを起こして亡くなった。バクセンデールさんはコネティカット州の社交集会でクッキーを食べたという。遺族の代理人が「適切な情報開示を怠ったことが、回避可能だったのに壊滅的な結果を招いた」と発表した。

 バクセンデールさんは6年前、英国からニューヨークに渡り、将来を嘱望されていた。

 クッキーはクッキーズ・ユナイテッド社が製造し、スーパーマーケットチェーンのスチュー・レナーズ社のブランド品として販売していた。

 スチュー・レナーズ社は「『バニラ・フィレンツェ・クッキー』の原材料が大豆からピーナツに変更されたことについて通知を受けていない」と主張。

 しかしクッキーズ・ユナイテッド社は「2023年7月に原材料変更について通知している。ピーナツが記載された変更後のラベルをスチュー・レナーズ社に送っている。誤ったラベルはスチュー・レナーズ社によって作成され貼り付けられた」と反論している。

続きは↓
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/290128