米紙ワシントン・ポストは、世界各地から「人混みを避けて、2024年に旅すべき場所」として12カ所を選んだ特集の中で、福井県を紹介した。米紙ニューヨーク・タイムズが山口市を推奨したのに続き、日本の地方への関心の高まりをうかがわせた。

 ワシントン・ポストは「日本の最もスピリチュアルな地域の一つを見るため、福井に行こう。3月に(北陸)新幹線の新路線(金沢―敦賀延伸)が開業予定で、東京から約3時間で行けるようになる」と紹介。東京拠点の旅行業者のおすすめとして、曹洞宗の大本山・永平寺を挙げた。


 特集記事は、パリやローマ、東京は観光客で混雑すると指摘。「プレッシャーから解放され、息をつける場所」として、ローマ近郊のブラッチャーノ、アルバニア南部デルミ、コロンビア南西部ポパヤンなども挙げた。【ワシントン秋山信一】

毎日新聞 2024/2/2 14:06(最終更新 2/2 14:06) 355文字
https://mainichi.jp/articles/20240202/k00/00m/030/073000c