政府は2日、大阪市内で行政と労使の代表がそろう「地方版政労使会議」を開いた。春季労使交渉の時期に合わせ、地方や中小企業に賃上げを促した。平均賃金の伸び率は38道府県で東京都を下回る。物価高に耐える構造的な賃上げには地方や中小の取り組みが欠かせない。

2日の会議には関西経済連合会など経済界と連合の代表者が参加した。物価高を超える賃上げや価格転嫁を進める必要性を確認した。

大阪府の吉村洋文知事は「大...

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