【速報中】米軍「イラクとシリア領内に報復攻撃」と発表 | NHK | アメリカ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240203/k10014346001000.html

2024年2月3日 6時57分

アメリカ中央軍はイラクとシリアの領内でイラン革命防衛隊などへの攻撃を行ったと発表しました。アメリカ政府当局者はNHKの取材に対し、中東のヨルダンでアメリカ軍の拠点が攻撃されて、兵士が死亡したことに対する報復だと明らかにしました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240203/K10014346001_2402030701_0203070124_02_03.jpg

アメリカ中央軍の発表によりますと攻撃は、日本時間の3日6時、イラクとシリアの領内にあるイラン革命防衛隊や関係する武装グループに対して行ったということで、標的の数は85か所以上に及んだとしています。

アメリカのバイデン政権は、先月28日の攻撃はイランが支援し、シリアやイラクで活動する武装組織によるものだとの見方を示し、「段階的かつ長期的な報復措置をとることになる」との考えを示していました。

“シリア東部で複数の空爆” シリア人権監視団
中東シリアの情報を集めているシリア人権監視団によりますと、2日、イラクと国境を接するシリア東部デリゾール県で、複数の空爆が行われたということです。

この地域にはアメリカやイスラエルと敵対するイランの支援を受ける民兵組織が活動していますが、空爆の規模や被害などについて詳しい情報は明らかになっていません。