2月7日福島第一原発で汚染水を含む水が建屋から漏れるトラブルが発生した。漏えいは約40分続いたとみられている。

福島第一原発では7日、汚染水の浄化設備がある建物の排気口から汚染水を含む水が最大で5.5トン漏れ出るトラブルが発生した。
東京電力によると、漏れ出た水の多くは地面にしみ込んだと見られ、この現場では周辺の240倍ほどの放射線量が確認されたということだ。当時は、浄化設備の配管を「放射性物質を含まない水」で洗い流す作業を行っていたが、手動で閉めておくべきだった弁が開いていたため水が漏れ出てたもので、水漏れは40分ほど続いたと見られている。

漏れた水に含まれる放射性物質の量は、最大で220億ベクレルと推定され、国への報告が必要な基準を大きく上回る。
東京電力は、作業員への聞き取りなどを行って原因を調べる方針だ。

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