JR京葉線(東京―蘇我)の通勤快速などを廃止する3月のダイヤ改正に千葉市など沿線自治体が反発している問題を巡り、千葉市の神谷俊一市長は8日、沿線自治体を代表してJR東日本本社(東京都渋谷区)を訪ね、ダイヤの再検討を求める要望書を提出した。

要望書では、東京方面の速達性を維持するため、通勤快速などを運行するよう求めた。今後のダイヤ改正については、JR側が事前に沿線自治体の意見を聞く場を設け、理解を得た上で慎重に進めることも要望した。

今回のダイヤ改正について、「各自治体が進めてきた都市づくり、街づくりに多大な影響を及ぼす可能性が高い極端な変更だ」と指摘。沿線人口の流出だけでなく、企業活動にも大きく影響が出ることが懸念されるとして「断じて受け入れがたい」と訴えた。

要望書は千葉、木更津、茂原、東金、勝浦、市原など千葉県内の20市町の首長が連名で出した。

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