通天閣観光(大阪市)、竹中工務店、タンデム(大阪府東大阪市)の3社は、通天閣に体験型アトラクション「Dive&Walk」を建設すると発表した。アトラクションは2部構成で、2024年初夏のオープンを予定。22年には、通天閣に併設する全長60メートルのコースを約10秒で一気に滑り降りる「TOWER SLIDER」がオープンしており、観光名所から「コト」体験ができるタワーへとリニューアルを図る。

同アトラクションは、中間展望台屋上(地上約26メートル)の外周部で、ハーネスを装着しアスレチックを体験しながら一周する「Walk」と、タワー中間部(地上約40メートル)から約14メートル下の中間展望台に目掛けて飛び出す「Dive」の2部構成とした。利用者はEV棟階段を上り、最上階から免振型渡り橋を通過してタワー塔へと進み、大阪を一望できる高さを感じながらアトラクションを体験できる。

 EV棟から免震タワーへと渡る橋は、免震タワーとは縁を切った構造を採用。地震などの災害時でも安全に利用可能だという。大阪・関西万博の開催を控え、「TOWER SLIDER」「Dive&Walk」の3アトラクションを、外国人観光客に対する通天閣の新しい魅力発信ツールとして活用していく方針だ。

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