家族で暮らしていると、服やパソコンなどさまざまなものを共有し、助け合いながら生活していると思います。しかし、なかには共有すると、家庭内感染のリスクが上昇してしまうアイテムも……。家族の誰かが体調を崩したときに慌てないよう、普段からひとりひとり分けておいたほうが安心です。まだまだ寒い日が続き、ノロウイルスなど感染力が強い感染症が気になる季節。そこで、内科医の佐藤留美医師が解説します。

●バスタオル使用後は毎回の洗濯が理想
 新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染経路で多いのは、家庭内感染です。近距離での会話を避けたり、同じ皿や鍋の料理を食べないようにしたりするなど、予防に気をつけているという人もいるかもしれません。

しかし、家族間で感染しやすい原因は、これだけではありません。無意識に共有しているものが、思わぬ病気につながることがあります。

まずは、バスタオルです。たとえば、今冬季節外れの流行が続いた咽頭結膜熱(アデノウイルス)を発症したときは、バスタオルの共有を避けたほうがいいといわれています。その理由は、家族の誰かが感染している場合、そのタオルをほかの人が使用してしまうと、ウイルスが手や顔に付着し、感染症を引き起こす場合があるから。

つまり、バスタオルの共有をやめることで、接触感染による疾患の予防につながります。これはウイルスだけでなく、細菌も同様です。

続きはYahooニュース 2/11(日) 9:19配信 Hint-Pot
https://news.yahoo.co.jp/articles/988b31fb83a1c3dbccca83f3ca42dd9dcae99047